転職を検討しているけれど、どの転職エージェントを選べばいいのか分からない――
そんな悩みを抱える方々に向けて、今回は転職エージェントの中でも私が【リクルートエージェント】をおすすめする理由について詳しく解説します。
初めての転職活動を考えると、転職エージェントは沢山あって、どのエージェントを選ぶべきか迷うことがあります。それはまるで、保険の商品選びのようなものです。保険の商品は目的は同じですが、保障内容や保険料などが異なり、それぞれに独自の特徴がありますよね。
この記事では、初めて転職活動を検討する方々に向けて、【リクルートエージェント】を最初に利用すべき理由を詳しく説明しています。
転職エージェントの基本的な仕組みについては、別の記事で詳細に説明していますので、合わせてご確認いただければと思います。
目次
リクルートエージェントについて
リクルートエージェントは、CMでもお馴染みの人材大手であるリクルートが運営する転職エージェントであり、国内では最大手のエージェントです。
実際に私が初めて転職活動を始めた時、最初に登録した転職エージェントは【リクルートエージェント】でした。
当時、私はまだ26歳で、仕事が終わった後、宇都宮にあるリクルートエージェントのオフィスを訪れ、女性のキャリアアドバイザーに転職について相談し、アドバイスを受けました。
その当時、私は現在の仕事に対して不満があり、「とにかく今すぐ転職したい!」という気持ちが先行していました。しかし、アドバイザーからの質問に対して、なぜ転職を考えたのかや現在の仕事で何が不満だったのかといった点について、うまく答えることができませんでした。
それでも、リクルートエージェントのアドバイザーは、私に寄り添って丁寧にサポートしてくれました。私のためを思って、時には厳しい現実を伝えてくれました。その温かなサポートは今でも鮮明に覚えています。
初めての転職でリクルートエージェントをおすすめする理由
初めての転職活動において、【リクルートエージェント】をおすすめする理由は以下の3つです。
業界No.1を誇る圧倒的な非公開求人数と実績
4回の転職を経験して、その中で転職エージェントを一切使わずに転職サイト経由で内定を得た経験も、ハローワーク経由で内定を得た経験もありました。しかし、私は転職エージェントを利用する真の価値は、非公開求人へのアクセスにあると考えています。
中でも、リクルートエージェントは業界トップを誇る10万件以上の非公開求人数を保有しています。これにより、求人数が多ければ多いほど、感覚的にも確率的にも、転職によって自分のキャリアの可能性を広げられると感じています。
拠点数が多いことによる安心感
リクルートエージェントは首都圏などの都市部だけでなく、地方在住者にとっても頼りになる存在です。全国に17箇所もの拠点を持っており、札幌、仙台、宇都宮、さいたま、千葉、東京(千代田区、立川)、横浜、静岡、名古屋、京都、大阪、神戸、岡山、広島、福岡に展開しています(2022年1月時点)。
コロナ禍においては、転職エージェントとの初回面談がリモート形式で行われることが増えました。しかし、初めての転職の場合、リモートよりも対面の面談をおすすめします。なぜなら、初めての転職は不安や疑問が漠然と存在し、多くの質問や情報が必要です。このような状況では、何を聞けばいいのか、何を知りたいのかが明確でないことがあります。
そのため、近くに拠点があると、キャリアアドバイザーからのサポートを受けやすく、直接質問したりアドバイスを受けたりできるので安心感が得られます。
自分のキャリアを考えるきっかけを提供してくれる
リクルートエージェントは非常に多くの求人を取り扱っているため、自分が希望しているキャリア以外の求人も多く紹介してもらえます。これは、自分の可能性を広げるチャンスでもあります。特に初めての転職では、「自分にはこの仕事しかない!」と狭い視野で考えてしまうことがありますが、他の可能性にも気付けずに結局チャンスを逃してしまうことがあります。
リクルートエージェントから紹介された求人を見ていると、自分が関心を持っていなかった業界の求人や新しい発見があったり、自分のキャリアを見直すきっかけになることがあります。転職は、自分のキャリアに近づくための手段であり、自分の人生を豊かで楽しいものに変える機会でもあります。その可能性を最大限に活かすかどうかは、自分次第です。
リクルートエージェントに向かない人
最後に、これまで良いことばかりを伝えしてきました。欠点がなさそうなリクルートエージェントでも向かない人がいるのも事実です。
リクルートエージェントは万能型
リクルートエージェントは、転職エージェントの中でもバランスの取れた万能型になります。
したがって、希少性の高い職種や、専門性が高い分野への転職サポートに少し弱みがあると思います。
最初から特定の業界で、さらに「この仕事しかやりたくない!」と目標が明確に決まっているような人で、他の仕事に興味が無く、紹介も要らないと考えている人には向かないかもしれません。
ただし、担当のキャリアアドバイザーを領域専任のキャリアアドバイザーへ変えてもらうことで弱みをカバーした対策も可能です。大手で、かつ万能型のエージェントだからできることです。
リクルートエージェントを中心に、他も利用するのが王道か
転職では、希望する業界や業種によって必要な情報は異なります。
リクルートエージェントには各業界・各業種に精通したキャリアアドバイザーが多く在籍しているので、自分に合ったアドバイザーが探せるところは強みですね。
何よりも求人数と実績は裏切りませんので、自分の市場価値を確認したり、視野を広げるために他にどんな仕事があるかを知るにも、リクルートエージェントは真っ先に登録しておくべきエージェントです。
安心できるリクルートエージェントを中心に据えて、専門性の部分は他の転職エージェントも登録して、併用する形を取ることで、転職活動もうまくいくでしょう。
リクルートエージェントは登録が簡単
【リクルートエージェント】への登録方法は簡単です。もちろん登録に費用はかかりませんし、利用するのも無料です。
まず、リクルートエージェントの登録ページにアクセスしてください。
ページ下部に「転職支援サービスお申し込み(無料)」という項目があるはずです。そこに移動し、まずは「転職に期待すること」を入力してください。そして、各規定に同意できる場合は、「同意し次へ」ボタンをクリックしてください。その後、指示に従い、個人情報を入力することで、転職サービスの利用を開始することができます。
「まだ転職するかどうか迷ってるけど?」という検討段階でも登録可能です。登録が済んだならば、いよいよキャリアアドバイザーとの面談になります。
最後に
いかがでしたか。
業界最大手の【リクルートエージェント】の安心感があります。
今回は細かなサービス内容までは紹介しませんでしたが、リクルートエージェントは転職エージェントとして必要なサポートが充実しています。応募書類(履歴書、職務経歴書)の添削はもちろん、面接対策においては独自の企業レポートがあったり、また内定後の条件交渉も代行してくれます。
転職活動が初めての人にも優しく指導してくれますので安心して下さい。
リクルートはリクナビNEXTやリクルートエージェントだけでなく、最近はハイキャリアやエグゼクティブに対して会員制のリクルートダイレクトスカウトにも力を入れていますので、またご紹介できればと思います。