ごんです。
ハローワークって知っていますか?
そういえば、駅前で「ハローワーク」と書かれた看板を見たことあるけど、一度も入ったことないな。
ハローワーク?何するところだっけ?
私も転職活動を始めるまで、ハローワークのことはほとんど知りませんでした。3回目の転職では、転職サイトやエージェントを使わずに、ハローワーク一本で転職活動をしました。
ハローワークは「就職に困った人が利用する場所」というイメージを持たれているかも知れませんが、それは間違いです。
実際に転職活動でハローワークを利用して感じたことをお伝えします。
最後までお読みいただければ幸いです。
目次
今さら聞けない!ハローワークのこと
ハローワークとは?
「ハローワーク」という言葉を耳にしたことがあるかもしれませんが、このブログの読者の中で実際に訪れたことがある人は少ないかもしれません。
ハローワークは正式に「公共職業安定所」と呼ばれ、厚生労働省が運営する国営の転職支援ネットワークです。民間の転職サイトやエージェントが利益を目的として運営されているのに対し、ハローワークは無料でサービスを提供し、求職者には求人情報の提供だけでなく、応募書類の作成や面接のアドバイスなど、幅広い支援を行っています。
ハローワークは厚生労働省の下部組織である各都道府県の労働局によって運営されており、全国に拠点があるため、自宅の近くにも最寄りのハローワークが見つかるはずです。自分の住むエリアのハローワークを確認してみてください。
最寄りのハローワークを探す方法については、こちらのリンクをご覧ください。
ハローワークでできること
ハローワークの利用方法について説明します。
求職者は、提供される求人情報データベースを活用して、希望に応じた仕事を見つけ、応募することが可能です。
最寄りのハローワークのみならず、全国のどのハローワークでも利用でき、インターネットを通じた求人情報の検索や応募も可能なため、直接訪れる必要はありません。
転職経験が浅い方には、ハローワークのスタッフが相談を受け、アドバイスを提供しますので、初めての転職でも安心して利用できます。民間企業ではないため、特定の企業を特別扱いすることなく、公平な求人情報を提供します。
条件を満たす場合、退職後に雇用保険の給付を受けることができ、その相談や手続きもハローワークで可能です。
得意分野と苦手分野
ハローワークを利用すると、求人情報を得ることが可能ですが、全ての企業が掲載されているわけではありません。ハローワークにも得意分野もあれば、そうでない分野もあります。
ハローワークに求人を出している企業は地元に密着した企業や、知名度は低いかもしれませんが財務が安定した隠れた優良企業が多い印象です。
規模で見ると、中小企業がほとんどで、大企業の正社員求人は限られており、企業規模を重視する方など、こだわりのある方には向いていないでしょう。
最近では、ハローワークも時代の変化に合わせて進化しており、テレワークや在宅勤務の求人を絞り込む機能など、以前にはなかった新しい機能が追加されています。
ハローワークの求人検索機能は、面倒な登録なしでも利用可能です。試しにのぞいてみてください。
ハローワークの利用ガイド
ここからは、ハローワークを利用する方法について紹介します。
ハローワークは「ハローワークインターネットサービス」と言って、オンラインでの利用も可能です。今回は、オンラインでの利用法について説明します。
オンラインの場合、「ハローワークによる職業紹介」に該当しないため、雇用保険の受給を考えている方はオンラインを利用しないでください。
マイページを作成する
ハローワークのサービスを利用する場合、登録が必要です。求人の検索であれば、登録無でも利用可能です。
以下より登録し、登録者マイページを作成しましょう。
マイページ上では、求人情報を探すこと、自分自身の転職状況の確認、メッセージ機能の使用、登録情報の確認ができます。24時間いつでも閲覧可能です。ただし、サイトメンテナンスの時はアクセスできないので注意してください。
マイページ登録時に求職者情報の登録が必要になります。それが終わらないと利用開始できません。
求職情報を登録しよう
求職者の情報を登録する必要があります。
登録に必要な情報は、名前や住所などの基本情報から希望職種、希望勤務地、希望賃金、学歴や資格、経歴、自己PRなどです。
多いと感じる方が大半だと思いますが、一時保存機能も付いているので、時間を見つけては登録作業を進めましょう。
求人情報を探そう
登録後はマイページにログインします。
その後は求人情報を検索し、気になる求人が無いか探してみましょう。気になる求人が見つかれば、お気に入り登録して、応募を検討します。
ハローワークでも転職サイトであるようにスカウト機能(求人者からリクエスト)がついています。自分から探すだけでなく、求職者情報を見た企業からのリクエストに応じ、応募することも可能です。
気になる求人は詳細を開き、求人を確認したり、企業が公開している職場の雰囲気が分かる画像を確認することもできます。
私も応募する前にハローワークの窓口で応募先の企業の職場の雰囲気を写真で確認しました。
求人票だけでは分からない、伝わらない部分もあって、そんなモヤモヤした部分も写真を見ることで解決することもあると思います。時には、直感も大事になってくるので、利用できる情報はすべて確認し、応募先を絞っていくことをおすすめします。
求人に応募する
応募する意思が固まったならば、自主応募というボタンをぽちっとするだけです。応募した後に「やっぱり考え直そう」と思い、24時間以内であれば取り下げもできます。
応募時には、その企業の求人を志望する理由を記載したり、応募書類をアップロードする必要があります。志望動機は、その求人で発揮できる強みを交えながら、仕事目線で簡潔に書くといいと思います。
全て準備できたら、いよいよ応募です。応募が完了したら結果が届くまで面接対策をしながら待ちましょう。
あとは、マイページのメッセージ機能で企業の担当者とやり取りします。
面接
面接の日程調整などはすべて自分自身で行う必要がありますが、仕事を続けながら転職活動をする場合は企業側も理解はしてくれているはずなので、自分のペースでやり取りを続けましょう。
ハローワークに向いている方
特に、ハローワークの利用をおすすめするのは、以下のような方々です。自分のキャリアの幅を広げるためにもハローワークを活用しましょう。
- 新卒や第二新卒の方: ハローワークは新卒や既卒、第二新卒の求人も取り揃えています。
- いろいろなことに挑戦したい方: 新しい業界や職種に挑戦するチャンスがたくさんあります。
- 勤務地を重視する方: 地元の求人が豊富なで、地元で長く働きたい人に最適です。
- 自分でコントロールしたい方: ハローワークは求人紹介がメインで、応募後は自分自身で人事担当者と話を進めます。
- 在宅勤務を希望する方: テレワーク求人も増えています。
まとめ
いかがでしたか。
転職活動では、転職サイトや転職エージェントだけが、自分のキャリアの可能性を伸ばすものではなく、ハローワークも選択肢としてあることを知っていただければと思います。
ハローワークを利用して、自分に合った求人を見つけましょう。思わぬ出会いやチャンスが広がるかもしれません。