ごんです。
先週金曜日に面接が終わったのですが、火曜日になっても結果がまだ届かないんですよ・・・
まだ2営業日なので、もう少し待ってみましょうか。
面接の結果がどれくらいで届くかは、企業が置かれている事情よって異なります。
面接後、合否の結果を待つ間は、誰もが気になって落ち着かないものです。
結論として、合否の結果が出るまでには時間がかかることがあります。私の経験では、通知は早ければ即日、遅いと1ヶ月かかることもありました。一般的には、面接後2、3営業日で結果が出ることが多いです。
この記事では、面接結果が出るまでの期間とその結果について考えてみたいと思います。今まさに結果待ちの辛い時間を過ごしている方々の心の負担を少しでも軽減できれば幸いです。
この記事の内容
- 連絡が遅いからといって不合格とは限らない
- 面接が終わってから結果が通知されるまでの期間の過ごし方とは
- 遅れる理由と早まるケースの違いについて理解する
目次
合否連絡の期間と面接結果の関係
先に結論を言ってしまうと、連絡が遅いからといって不合格とは限りません。
面接の連絡が遅れる理由は多岐にわたり、結果通知に影響する要因もさまざまです。
求職者にとっては、面接後は自分自身のことで精一杯なので、連絡が少しでも遅れると「他の候補者と比較して、もう私は相手にされていないのだろう」とネガティブに感じてしまうかもしれません。しかし、少し落ち着いて待つことも大切です。
面接後は、「果報は寝て待て」です。
合否が出るまでは、希望を持ちながら合格の連絡を待つのがよいでしょう。
結果が判明するまでの過ごし方
結果が出るまでの心理状態について、どのように過ごすべきか、考えて見ましょう。
不安を感じることは自然なこと
不安を感じるのは自然なことです。
面接の後、結果が出るまでの時間というのは実際よりも長く感じられます。特に、第一志望のような強い希望を持つ企業であれば、その感覚はさらに強いでしょう。しかし、この待機時間をどのように過ごすかが重要です。
面接の後は、自分のパフォーマンスが気になるものです。結果に自信が持てれば問題ありませんが、少しでも不安があると、面接のシーンを思い返し、「あの時、こう言えばよかった」とか、「この質問にはこう答えるべきだった」と後悔してしまうことがあります。
ですから、難しいかもしれませんが、振り返らないことが最善です。
気長に待つという心構えが肝心
面接の後は、選考を行う企業にとっても難しい時期です。
多数の応募者を同時に評価する必要があるため、比較検討が行われます。その結果、面接の結果が出るまでには時間がかかることがあります。
自分の面接が終了した後は、結果が出るまで根気よく待つことが求められます。どんなにそこで悔やんだとしても、過去は変えられないので、受け入れて次のステップに進むことが大切です。
次の選考が控えている場合は、その準備に時間を費やすことが有意義です。
落ち着かせるために出来ること
多くの面接では、終了間際に「合否の結果は3営業日以内にご連絡します」と面接官から結果が通知されるまでの期間について説明があります。
しかし、時にはこの説明がなされないこともあります。その場合、面接終了時に人事担当者に合否の連絡時期を尋ねることが大切です。これにより、結果を待つ間の心構えが変わります。
約束された期間内に連絡がなかったとしても、企業への問い合わせが面接の結果に影響を与えることはありません。
私もさすがに1ヶ月結果を待たされた時は、転職エージェントのコンサルタントを通じて企業に問い合わせを行いました。
面接結果が早めに判明するケース
面接結果が早く分かるケースを考えてみます。
面接で評価が高かった候補者の場合
企業側にとっても、面接で優秀な人材が見つかれば、他の企業よりも先にその人材を採用したいという気持ちが強まります。その結果、自ずと面接結果の通知を早く行うことは想像できると思います。
私の経験においても、最短で面接当日に合格の通知を受けたことがありました。残念ながらその後最終面接で不合格となったこともありましたが、このようなケースはよくあることです。
結論として、面接での評価が高くて、他の候補者に比べて優れている場合、企業は早く連絡を取りたいと考える傾向があります。
面接で評価が期待外れだった候補者の場合
次は逆のケースです。書類選考や一次面接の段階では評価が高かったのに、実際の面接で評価が少し異なると感じられた場合です。このような場合でも通知が早くなることがあります。
言い換えれば、他の候補者と比較する必要がないため、面接が終わった段階で不合格とされたこととなります。
企業は不合格が確定すると、対応が冷酷になることがあり、そのため面接の翌日に結果が通知されることもあります。このような場合、面接を受ける側も手応えを感じなかったと実感していることが多いでしょう。
実際に、採用担当者が結果の通知を後回しにしていたために、結果の連絡を忘れてしまい、1週間後になってから通知されたというケースも考えられるし、実際にありますが・・・。
面接結果が遅れて判明するケース
私の場合も、このケースに該当します。以前、現在勤めている会社で面接結果が判明するまでに約1ヵ月かかった経験があります。
本人ではなく会社側の都合
本人ではなく会社都合で、極端に結果判明までに時間を要する場合があります。
面接を受けた本人の問題ではなく、その会社や面接官が置かれている状況の問題が主な要因となることが多いと考えられます。先に述べたように人事担当者が不合格の連絡を忘れるといった事例も考えられますが、その他の事情も影響している可能性があります。
また、転職エージェントを利用する場合、合否通知はエージェントのアドバイザーやコンサルタントを通じて受け取ることが一般的です。エージェントのサポートを受けている場合、面接の結果連絡もエージェントを通じて行われます。もし通知が遅く時間を要している場合、企業に対して選考状況の確認をエージェントを通じて行うことも可能です。
何か状況が分かり、今後の自分自身の振るまいを考えるヒントになると思います。
時間がかかってしまうケースとは
時間がかかってしまうケースに関して、以下のような事例が考えられます。
- 他にも候補者がいるため選考に時間がかかっている場合:面接を受ける候補者が他にいる場合、全ての候補者の面接が終了するまで結果を出すことが難しいことがあります。ただし、この状況でも、企業が求める人材に適していると判断される場合、結果は早く通知される可能性があります。逆に、相応しくないと判断される場合も、早めに結果が出されることがあります。
- 他の候補者の面接が終わっていないため結果を伝えられない場合:選考プロセスの進行状況によっては、既に面接を受けた人に対して結果を伝えることができない場合があります。公平な選考を行うために、全ての候補者の面接が終了するまで結果を通知しないケースです。他の候補者の面接が終わり、比較検討して合格者が判明するまでの期間も待ち時間となります。
- 社内で選考を中断せざるを得ない事情がある場合:予期せぬ事情により、選考プロセスを一時中断せざるを得ない場合があります。このような場合、選考再開に伴う調整や判断が必要となり、結果通知までに時間がかかることがあります。
これらの状況が重なることにより、面接後の結果判明までに時間がかかるのも理解できるでしょう。
選考プロセスの段階の違い
一次面接と最終面接では、選考プロセスのアプローチが異なるため、面接後の対応にも考え方の差が生じることがあります。
一次面接の場合
通常は配属予定先の責任者クラスや人事担当者が面接官として参加します。
人事権を持つ面接官はほとんど選考には関与せず、一次面接は主に相対評価で行われることになります。
このため、他の候補者との比較が大きな影響を持ち、合否判定に時間を要することがあります。企業は、一次面接を通じて、最終面接で役員クラスと面接する候補者を絞り込む狙いがあります。
最終面接の場合
一次面接とは異なります。
最終面接には「人事権を持っている人」が選考に関与し、採用の決定権を持つことが一般的です。
このため、最終面接では純粋に個々の候補者の評価が重要視されます。時には、他の候補者との比較もあるかもしれませんが、1次面接ほど強調されることは少ないです。また、最終面接が最後の選考ステップであるため、その候補者自身がどのように評価されるが決定要因となります。
他の候補者と比較検討する機会が少ない最終面接の場合、面接結果が通知されるまで1週間以上待つことはほとんどないと考えられます。
私が1ヵ月以上待たされた理由
私は一次面接の合否結果を1ヶ月以上待たされました。結果は合格でしたが、その1ヶ月間は振り返っても辛いものでした。
この遅れには以下の2つの要因が関係していると思われます。皆さんの状況と比較して参考にしていただけると幸いです。
まず、私の面接が8月のお盆休み前日に行われたことです。
お盆休み前に面接を実施すると、面接官も休暇を取るため、選考プロセスが停止することがあります。これはお盆休みだけでなく、年末年始や正月、ゴールデンウィークなどの長期休暇でも同様です。
次に、私と比較された他の候補者の面接日程が決まらなかったことです。
私が受けた面接の求人では、別の候補者も選考中でしたが、その方の面接日程が定まらず、結果として私の合否判定ができなかったのです。このように、他の候補者の進捗に依存しているため、結果の通知が遅れることがあります。
まとめ
面接結果の連絡が遅れると、確かに結果を心配してしまいますね。
結果を早く知りたい気持ちと、もし結果が良くなかった場合の受け入れ準備との間で葛藤することもあるでしょう。
「果報は寝て待て」ということわざがあるように、結果が出るまでの間は、過去の面接を振り返るよりも、次の機会に向けて準備することが大切です。結果を待つ間に冷静さを保ちながら、スキルや経験を磨くことで、次の面接や選考に自信を持って臨むことができます。