筆記試験対策 転職攻略法

【筆記試験の攻略】転職者向けの筆記試験の定番「SPI3/SPI-G(WEBテスティングサービス)」を見抜け!

ごん(@career_gon)です。

転職活動で使われている筆記試験の種類はさまざまです。

中でも、業界・業種を問わず人気の高い筆記試験が「SPI」であり、そのWEBテスト版である「WEBテスティングサービス」は特に大手企業で多く採用されており、これから転職活動を始めようと考えている人は必ず押さえておきたい筆記試験の一つです。

これまでの転職活動でWEBテスティングサービスを何度も受験していますが、一度も不合格になったことがありません。それは、一切油断せず、しっかりと対策をしたからです。

今回は、企業に人気の高いSPIのWEBテスト版である「WEBテスティングサービス」の攻略法について解説します。 企業から案内を受け取った試験が、WEBテスティングサービスであることの見極め方法から紹介しますね。

突然、筆記試験の案内が届いて焦っている!不安だ!という人も安心してください。試験案内が届いてからでも、十分対策するための時間はあります。WEBテスティングサービスの対策は任せて下さい。一緒に頑張りましょう。

WEBテスティングサービスの手ほどき

まず、WEBテスティングサービスについて解説します。基本を知っておきましょう。

SPIについて復習しよう

繰り返しになりますが、WEBテスティングサービスはSPIのWEBテスト版です。まずは復習をしてみましょう。

SPIの基本をおさらい

SPIは、リクルートが企業向けに販売をしている筆記試験のパッケージのことです。この筆記試験のメインになるターゲットは就職活動中の大学生・大学院生や専門学生となりますが、SPIには転職希望者をターゲットにしたものも存在します。

SPIの構成

キャリタスさんの説明をお借りし、SPIについて解説します

SPIは、国語・算数などの能力を測る「基礎能力適性検査」と、性格の特性を測る「性格適性検査」で構成されています。このうち「基礎能力適性検査」言語問題非言語問題に分かれています。言語問題は、基礎的な語彙力や文章の読解力が求められ、「二語の関係」、「語句用法」「長文読解」などのジャンルから出題されます。非言語問題は、基礎的な計算能力、論理的思考が求められ、「比率」「図表読み取り」「確率」「推論」などのジャンルから出題されます。

https://job.career-tasu.jp/2019/guide/exam/point/step02.html

ここで紹介されているように、SPIは「基礎能力適性検査(言語と非言語)」と「性格適性検査」の2種類の試験から構成されています。そのWEBテスト版であるWEBテスティングサービスも同じで、「基礎能力適性検査」と「性格適性検査」から構成されています

企業はWEBテスティングサービスを通じて、応募してきた候補者の基礎学力がどの程度のものか、募集している求人への適性があるか、社風にマッチしているかを探ろうとしています

就職活動ではダンドツの人気を誇る

SPI就職活動中の学生向けの筆記試験ではダントツの人気を誇っていています

そのWEBテスト版であるWEBテスティングサービスも同様です。就活をしている時に、WEBテストを受けたことがあるのであれば、それがWEBテスティングサービスである可能性が非常に高いです

このWEBテスティングサービスは、実は一度くらいはどこかで受験しているのかもしれません。記憶が無くても、テスト画面を見ることで思い出すかもしれませんね。実は、それくらいメジャーな筆記試験なのです。

新卒者向けとの違いは出題範囲のみ

就活のWEBテスティングサービスの話をしてきましたが、転職者向けと何が違うのでしょうか。

基本的には新卒者向けと転職者向けは同じ

WEBテスティングサービスは誰をターゲットにしているかで出題される問題が異なります。

より詳細には、WEBテスティングサービスには次の4つの試験が存在していて、それぞれの目的に合った問題が出題されます。

  • 転職者向けのSPI:SPI-G
  • 新卒者向けのSPI:SPI-U
  • 高卒者向けのSPI:SPI-H
  • 英語検査のSPI:ENG

もちろん転職では転職者をターゲットにする「SPI-G」が使われています。

新卒者向けとの違いを理解する

よく比較される「転職者向け」「新卒者向け」では何がどう違うかというと、出題範囲に差があります

出題範囲以外には違いはなく、出題形式も同じです。

従って、就活の時に受験した経験がある人にとっては抵抗はないと思います。

転職者向けは出題範囲が広い

転職者向けは、新卒者向けの「SPI-U」の出題範囲に加えて、非言語の「縮尺」と「方角」が追加されたのみです。

従って、転職者向けは出題範囲が少し広くなっている分、「やや難しくなっている」と言えます。しかし、そこまで大きな差ではないので試験自体に怯える必要はありません。

非言語というのは、中学校や高校1年生レベルの数理処理の試験です。問題自体は簡単なので、慣れれば高得点が狙えます。苦手という人も、例題を使い、問題の解法に慣れてしまえば問題ありません。後ほど、対策方法について紹介します。

テスティングサービスの見抜き方

次に、企業から案内を受けた筆記試験がWEBテスティングサービスであるか調べる方法について解説します。

もしも、別のWEBテストなのであれば、別の筆記試験の対策をしなければなりません。

筆記試験を見抜き方は簡単

これから自分自身が受けようとしている筆記試験がWEBテスティングサービスであるかどうかの確認は簡単です。

ここでの見極めを誤ると、せっかく時間を作って試験対策をしたのにも関わらず全く意味をなさなくなってしまいます。

案内に「arourua」の文字列があるかどうか

実際のメール本文で確認

企業から届いた筆記試験の案内メール本文を見てください。

WEBテスティングサービスの受験案内は登録したメールアドレスに届きます。転職サイトの場合は、サイトのメールボックスに入っている可能性もあります。

メールが届いていることを確認できたら、本文のリンク先のURLを見てください。

URLに「arorua.net」の文字列が含まれていたならば、これから受けるその筆記試験は「WEBテスティングサービス」です。

以下に、私が受け取ったメール本文を引用します(※2015年頃に受信したメールです)。

◆あなたのIDはXXXXXXXXです。

◆下記URLhttp://arorua.net~(試験を受験するためのURL)

※URLをクリックしても正しく表示されない場合は、URLをコピーし、
ブラウザのアドレスバーにはりつけてください。

◆受検可能期間

XXXX年X月X日 X時XX分 ~ XXXX年X月X日 23時59分

◆検査の所要時間は約65分です。

※事前の環境確認の時間は含まれておりません。

時間に余裕をもって受検いただくことをお勧めいたします。

(過去に受け取ったメール本文)

確かにarorua.netがありましたね。

これを見つけることが出来れば、その試験はWEBテスティングサービスです。それが分かれば、試験対策をしていきましょう。

WEBテスティングサービスの受験ルール

受験可能期間に注意

メール本文にも書かれていたようにWEBテスティングサービスは「受験可能期間」が設定されています。無期限ではありません。

試験対策では、受験可能期間にはくれぐれも注意してください。

仕事が忙しくて、気付いた時には受験可能期間を過ぎていた場合は「アウト」です。受験資格を失い、取り返しのつかない事態になります。受験可能期間は少し長めに設定されていますので焦る必要はありません。落ち着いて対策をしていきましょう。

私自身も、何度もWEBテスティングサービスを受験してきましたが、WEBテスティングサービスと分かった時点から試験対策を行ってきました。それからでも対策は十分間に合います

受験できるのは1度限り

WEBテスティングサービスの本番の受験可能回数は1度限りです。

試験中に地震が起きて、それどころではなかったという状況でも無い限り、チャンスは1度しかありません

WEBテスティングサービスでは、出題される問題は試験の度に毎回異なります。苦手な問題ばかり出たからと、再挑戦しよう!とか思わず、一度試験を始めたら最後までやり抜くしかありません

通信エラーは自己責任となる

WEB試験は自宅で気軽に受けることができます。

それゆえ、PCやネット関係の通信エラーなどのトラブルはすべて自己責任となります

このWEBテスティングサービスは短い試験時間に多くの問題が出題されるため、実際の試験では時間に追われます。動作環境が悪い場合、画面のロードに時間がかかることや、試験中に画面がフリーズしてしまうなどのトラブルも想定されます。そうなったら目も当てられません。

自宅のPCが不調で使いづらく、インターネット環境に不安があるようなら、近くのカフェなど、落ち着いて受験できる場所を選ぶようにしましょう。

必要なものは決められている

企業からWEBテスティングサービスの案内が届くと以下の3点が必要な準備物として記載されています 。

◆受験に必要な準備物(能力検査受験の場合のみ)

  • 電卓
  • 筆記用具
  • メモできるもの

非言語の試験は、計算に電卓を使うことができます。本番の試験は時間との戦いです。ここで使う電卓は普段から使い慣れたものを用意し、試験に挑んで欲しいです。スマホでの計算に慣れている人はスマホでも構いません。

試験を始める前には、電卓、メモ、ボールペンを忘れずに用意して下さい。

WEBテスティングサービスの試験対策

いよいよWEBテスティングサービスの試験対策について解説します。

もちろん今の仕事を続けながら、また他の企業の選考も受けながらとなると、試験対策に使える時間というのも限られてきます

試験対策に十分な時間を割くことが出来なくなくても、決して無理をせず、出来る範囲で対策を行ってください。対策で大事なことは、試験本番の直前、最後の最後まで諦めないことだと思います。

対策本を買っての対策が近道

具体的な対策方法についてです。

まず、対策本を1冊または2冊買いましょう。

そして、対策本に載っている例題や練習問題をただひたすら繰り返し解くことが一番の対策となります

この対策の目的は、出題パターンに慣れることです。

よく大学受験や資格試験などで、試験対策に過去問をひたすら解くことに似ています。過去問と同じ問題は絶対に出ないのに、過去問を解いていたのは出題パターンに慣れることが狙いでした。

自信がある人は1冊で十分

就活でWEBテスティングサービスやテストセンターの問題を解いたことがあって、かつ自信のあった人は、当時の勘を取り戻すことが狙いとなります。

従って、1冊でもやれば十分です

しかし、筆記試験がいつも億劫で、苦手意識を持っている人は2冊を使って十分な対策をしておきましょう

おすすめの対策本を紹介

私も使っていたおすすめの対策本2冊を紹介します。

SPIとタイトルにはありますが、WEBテスティングサービスの対策にも使えます

これらの対策本の例題や練習問題をひたすら解き続ける対策を行った結果、落ちたことはありません。

もちろん、他の本でも構いませんが、対策本を購入する時は「SPI3」に対応していて、かつ「新卒者向け」ではなく「転職者向け」の対策本を選ぶようにしましょう。

対策本はネットで買うべき

SPIの対策本は書店でも購入できますが、転職者向けの対策本を取り扱っている書店はかなり少ないです。私自身、過去に書店を探し回った経験があります。結局、転職者向けは近所の書店になく、ネットで買いました。

今の仕事をしながらの転職活動では効率重視でなければなりません

探す時間が勿体ないため、ネットで買ってしまいましょう。また、問題に慣れることが対策の目的なので、こだわらない人は新品でなくても中古でも問題なく使えると思います。

さらに高得点を狙う人のために

高得点を狙うために、対策本を使ったポイントについて解説します。対策本が無くてもWEBでも対策が可能です。その方法についても触れています。

とにかく問題に慣れること

WEBテスティングサービスで高得点を取るには、多くの出題パターンに触れ、とにかく問題に慣れることです。

先ほど紹介した対策本を使いこなし、SPI独特の問題に慣れて、コツを掴むことが出来れば高得点も狙えます

試験対策は次の通りです。

  • 例題で解法を知る
  • 練習問題を解いて、出題パターンに慣れる
  • ひたすら繰り返す

対策本は必ず例題と練習問題で構成されています。

WEBテスティングサービスの問題は、ほとんどがパターン化されているので、問題と解法を丸暗記するくらいに反復練習を積むことできれば、本番で高得点が狙えます

また、一度解いた問題であっても構いません。何度も何度も繰り返し解いてください。出来るだけ、多くの問題と解法のパターンに慣れてください。

ストレス耐性が得点に表れる

WEBテスティングサービスは「大量の問題が与えられた時、それを限られた時間内にどう効率よく処理できるか」を試す試験だと思ってください。

従って、受験者の「ストレス耐性」が得点に表れると考えています。

つまり、短い試験時間にイライラしてしまい、集中力を欠いてしまうような人は得点が伸びません

だから、試験本番では冷静になりましょう。落ち着いて、最後まで投げ出さず問題を解き続けることできるかどうかが試されています。

その状況に普段から慣れるために、練習であっても本番さながらに時間を計りながらトライしてみましょう

時間がかかる問題は迷わずスキップ

WEBテスティングサービスでは、時間がかかると分かった問題があれば、迷わずスキップで全く問題ありません

むしろ模擬的に仕事の状況を作っていて、仕事と同じで、限られた時間で効果を最大化するにはというマインドが必要です。

つまり、解けない問題に時間をかけるよりも、捨てる勇気を持てるかです。そして、確実に回答できる問題に時間を使えるかが高得点を狙うためのコツです。

反復と苦手分野の集中

対策本を手にしたら、まずは一通り全ての問題を解いてみましょう。

一周すれば、自分が得意とする分野と苦手な分野が見えてきます。

対策にかけられる時間も限られているので、得意分野はほどほどに、苦手分野は集中して反復することができます

苦手分野を集中して対策することで試験本番では驚くほどの高得点を狙えると思います。

とにかく時間がない人はネットで対策も

対策本を買って、届くまで待っていたら、受験可能期間が過ぎてしまいそうな人は、急ぎの対策が必要です。

急ぎの場合は、WEB上でも対策を行うことが可能です。

https://saisokuspi.com/

例えば、上記のStudy Proを利用すれば通勤時間など空いた時間を利用して気楽にSPI対策ができます。他にも類似サイトがありますが、Study Proが他を圧倒していると思います。スマホアプリ版もあるのでとても便利です。

もちろん対策本とStudy Proを併用しての対策はさらに効果的です。対策本で苦手と分かった分野をStudy Proで集中的に対策することで学習効果を飛躍的に高めることができると思います。

WEBテスティングサービスの合格基準

ここまで対策法について解説してきました。さて、気になるのは合格基準だと思います。合格基準について解説します。

合格基準は設けることが難しい

やっぱり試験対策をしたならば絶対に合格したいですよね。

実際、どのくらいの正答率を出すことが出来れば筆記試験に合格するのか?とても気になります。試験が終わった後など、合格しているかどうか気になって仕方がないでしょう。

しかし、転職における筆記試験では明確な「合格基準」を設けることは難しい実情があります。

一方、就活ではそうとはいきません。就活の場合、一つの企業の求人に数百、多ければ千を超えるの学生からの応募があることがあります。企業としても応募してきた学生全員と面接することは出来ません。だからこそ、筆記試験である程度の数まで絞らなければなりませんでした

筆記試験が「足切り」に使われていたのです

筆記試験は一つの通過点

ところが、転職は基本的に職種別採用です。総合職採用だった新卒とは異なり、求人単位(配属先が決まった職種別)になります。だから、応募は多くてもせいぜい数十名程度です。そして、希少性の高い職種になると、応募者がたったの1人なんてこともあり得ます。

また、転職の場合、基礎学力というよりも、職務経歴など経験のほうに選考の主眼が置かれるため、筆記試験が「足切り」として使われることは滅多にありません

つまり、転職における筆記試験の本質は「一つの通過点」に過ぎないということです。

だから、試験が終わったならば、その結果に一喜一憂するのではなく、通過しているものだと信じましょう。そして、限られた時間を次の面接対策に使いましょう

性格適性検査の対策も忘れずに

最後になりますが、性格適性検査の対策についても解説します。

自分自身の性格を偽る必要はありませんが、性格適性検査で何が見られているかは確認しておいてください。

性格適性検査では、受験者がその企業「理念・社風・環境」と合っていて、求めている人物像であるか、またストレスへの耐性はあるかなどを総合的に評価します。

しかし、その結果をどう使うかは企業側に委ねられています。面接の補助的な資料とする企業がほとんどだと思います。過度に自分をよく見せようと嘘偽の選択肢ばかりを選んでしまうと、その整合性が取れなくなり墓穴を掘ることになります

対策としては、今回応募した求人で、活躍している人はどのような人?というイメージを持ち、それを演じるつもりで解答するといいと思います。ただし、やり過ぎは逆効果になるので注意しましょう。

筆記試験情報の入手ルート

転職活動において各企業の筆記試験情報はほとんど出回っていません

新卒の場合、そもそも受けている人数も多いため、情報が出回りやすいです。そのため、ちょっと調べるだけでも情報が入手出来ます。しかし、情報が少ない転職では厳しいでしょう。

過去のその企業の選考について情報を知りたい人は、転職活動で転職エージェントを使うことが効果的です。

転職エージェントは、求人に関する情報はもちろん、それ以外にも過去に応募者が受けた選考データなどの情報も保有しています。各企業で過去に「どのような筆記試験が実施されていたか」、また「合格基準はどうだったか」など普通では手に入らない貴重な情報も入手できると思います。

最後に

いかがでしたか。

マイナビの調査によれば、転職活動で1人が応募する企業数は平均して8.4社になるそうです。

応募したどの企業で、どの試験が行われているのかは実際に受けてみなければ分かりません。新卒とは違い、母集団が少ない転職者向けの情報は限られています。極端なことを言えば、8社受けたならば8種類の試験を受けることになるかもしれません。

この記事で紹介した「WEBテスティングサービス」は数ある筆記試験のうちの1つに過ぎませんが、メジャーな試験に変わりはありません。

是非、この記事を参考に自信を持って試験に臨んでください!

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