転職エージェント 転職攻略法

【入門編】初めて転職活動をする人にも分かるように転職エージェントの概要と仕組みを解説!

ごん(@career_gon)です。

この記事は「転職エージェントってよく聞くけど何?」という疑問に答えます。

転職で成功したければ、転職エージェントを利用することが近道です。何故ならば、転職活動のあらゆるシーンで私たちをサポートしてくれます。

気になる費用もかからず、無料で利用できますから、これから転職活動を始めようと考えている人は要チェックです。

この記事を最後まで読んで頂ければ、転職エージェントのことをよく理解して頂けると思います!

転職エージェントのサービス概要

転職エージェントとは?

転職エージェントと聞いて何を思い浮かべますか?

転職エージェントは、転職希望者(つまり、私たち)と人材を採用したい企業との間に入り、マッチングをしてくれる企業やサービスのことを指します。

それだけでなく、転職エージェントへ登録すれば、登録した私たち一人一人に担当のコンサルタントとキャリアアドバイザーがついてくれて、転職活動におけるあらゆることをサポートしてくれます

また、今の仕事を続けるべきか、新しい仕事へ転職すべきかを悩んでいる時もプロの視点で不安や疑問についてアドバイスをくれます

具体例で考えてみる

企業の目線で考えると分かりやすいです。

例えば「海外との取引が増えてきているから英語が堪能な人材が欲しい」という企業ニーズがあるとします。

実際、企業がそのような人材を当てもなく探すのには限度があります。最近では、リファラル採用といって他の社員の友人や知人から探すという手もありますが、簡単ではありません。

そもそも、そのような人材を今、探していることを周知させることも出来なければ、人材は集まってきません

自社のホームページで求人情報を公開し、応募があるまで待つということもできますが、それではいつ応募があるか分かりません。企業としても、事業計画があっての人材計画です。つまり、欲しい時に必要な人材が揃わないと事業そのものに影響が及んでしまいます

そんな時に頼りになるのが「転職エージェント」です。

企業側も自分たちで出来ないことを、転職のプロである転職エージェントへお願いし、代わりにニーズにピッタリ合う人を探してもらうのです。転職希望者側も、どんな企業がどんな人材を求めているか分からないと応募も出来ませんので、転職エージェントへ登録し、自分にピッタリ合う求人を受け取ります。

転職エージェントというのは、利害関係者がWin-Winになるから成立するビジネスなのです。

転職エージェントへ登録することで受けられるサービス

基本的な転職エージェントのサービスについて紹介します。

転職エージェントへ登録すると、多くの場合、担当のコンサルタントが専属で付きます。なかには専属制を取らないところもありますが数としては少ないです。

  • キャリアの相談
  • 求人の紹介
  • 応募書類の添削
  • 応募代行・企業との面接日の日程調整
  • 面接対策・面接指導
  • 面接後のフォロー・サポート
  • 内定後の条件交渉
  • 入社手続き・退職

ざっくりと挙げてみましたが、転職エージェントのサービスというのはこのように多岐にわたっていて、転職活動の最初から最後まで全てを網羅しています。

それでは、このような充実した手厚いサービスを受けるには転職希望者はどうすればいいのでしょうか。具体的な利用方法をお伝えします。

転職エージェントの利用方法

転職エージェントの利用方法は大きく分けて2つです。

  • 自分から登録する場合
  • スカウトを受ける場合

これまで紹介してきた方法は、自分から登録する方法でしたが、もう1つの方法としてはスカウトを受ける場合があります。

これはどういうことかというと、簡単に言うとヘッドハンティングです。

その転職エージェント以外の転職サイト(例えば、リクナビNEXT)などに職務経歴を登録しておくことで、それを見た提携先の転職エージェントのヘッドハンターが「その経験を生かして○○社で働きませんか?」とオファーをしてくるケースがあるのです。

今回は、自分から登録する場合について、利用方法を解説していきます。

①:登録

転職希望者が転職エージェントのサービスを受けるには各転職エージェントのサービスへの登録が必要です。

転職エージェントは、例えば、リクナビエージェント、マイナビエージェント、dodaなどの大手もあれば、知名度は低いけれど特定の業界や職種などターゲットを絞っている中堅や中小もあり、様々です。

登録は、気になる転職エージェントのサイトへアクセスし、これまでの職務経験や希望する業界・職種などの情報を入力するだけです。

②:キャリアの面談

転職エージェントにもよりますが、登録が確認されれば、まずは専属のコンサルタントとキャリアに関する簡単のな面談が行われます。

転職エージェントは都市部に多いですが、地方在住者の場合は基本的に電話面談か、リモートでのWEB面談となりますので安心してください。

最初の面談では、基本的にコンサルタントからの質問に答えるだけです。それ自体は、企業の選考でも何でもないので、本音で伝えて構いません。

よく聞かれることとしては、これまでの職務経歴の詳細であったり、今回の転職活動における転職理由や希望条件(職種、年収、勤務地など)があります。

私は、この最初に行われるキャリア面談が鍵となると考えています。

選考ではないからと甘く見ては駄目です。

何故ならば、この時に自分自身について上手に説明が出来なかったりすると、まずコンサルタントに対して自分自身が抱いている思いが伝わりません。ミスマッチな求人ばかりを紹介されるリスクがあるのです。

また、これまでの職務経験がどんなに素晴らしく、見る人が見たら希少性もあり、市場価値も判断されるかも知れませんが、自分自身がその時に十分な説明が出来なければ、本当の意味での市場価値というものを把握してもらえなくなります。

コンサルタントは、今後、自分に代わって企業へ売り込んでくれる存在でもあるので、絶対に誤解がないように細部まで慎重に伝えなければなりません。

③:求人紹介

面談が終わると、コンサルタントから紹介可能な求人情報を受け取ることが出来るようになります。

しかし、希望条件と合致した求人が必ず受け取れることの保証はありません。

人によってですが、「紹介できる求人:0件」ということもあり得ます。それにはしっかりとした理由があります。また、対処法も書きましたので今後の参考にしてください。

コンサルタントは自社で預かっていない企業の求人は紹介できない

そもそもコンサルタントが紹介できる求人は、その転職エージェントが各企業から預かっている求人情報の中からとなります。この場合、別の転職エージェントへ登録することで対処できる可能性があります。

転職エージェントは、目安として3社くらいを同時に利用すると情報も集まって効率的です。

ンサルタントが紹介できるのはマッチングした求人のみ

いくら転職エージェントに登録したからといって、全ての求人情報をオープンにすることは出来ません。

何故ならば、転職エージェントが預かっている求人というのは原則、非公開(コンフィデンシャル案件)ですから、その性質上、応募して内定を取れる見込みがない人には公開できません。

それはつまり、転職エージェント内部でも選考があって、そこで「経験不足」などと判断されてしまえば、いくら希望していても求人を紹介してもらうことはできません。

コンサルタントが応募条件を満たすと判断した企業の求人のみが転職希望者には公開されます。

タイミングとして希望する求人が無い可能性

転職活動はタイミングも大事で、自分が転職活動している時期に出ている求人にしか応募することができません。

登録直後にたまたま希望する求人が無いだけという状況も想定されます。

対処法としては、思い切って転職活動をする時期をずらすことも検討できます。だから、今の仕事を続けながら目をぎらぎらとさせながら今か今かと転職のタイミングを伺うことになるでしょう。

④:応募

コンサルタントから紹介された求人へ応募する時は、転職エージェントを介して応募することになります。つまり、コンサルタントが応募手続きを代行してくれます。

応募する前は、希望すればコンサルタントが職務経歴書の添削もしてくれます。自信が無い人や初めて転職活動をする人は、応募前に内容として問題ないか見てもらうといいと思います。

企業へ応募する時は、コンサルタントから企業に対して転職希望者から受け取った応募書類と併せて「推薦状」を提出します。

推薦状には、キャリア面談などから得た情報から転職エージェントとして「何故、この応募者を推薦できるのか」の理由が書かれています。

転職エージェントによりますが、普通は推薦状にどのようなことが書かれているかを知ることはできません。ネガティブなことは書かれませんが、最初の面談でコンサルタントへの伝え方を誤ってしまうと、意図しないことが推薦状に書かれてしまっている可能性も否定できません。

⑤:応募後

これまでが転職エージェントを利用した時に誰もが受けることができるサービスです。

求人への応募後は最初の難関である「書類選考」に合格できるかどうかにかかっています。

転職エージェントを利用する場合、企業とのやり取りは内定を受け取ってからの入社前手続きくらいで、選考の合否連絡や、企業へ質問がある場合も全てコンサルタントを通じてとなります。

書類選考に無事合格すれば、その後は面接対策や面接指導も受けることができます。面接後もそのフォローをしてくれます。無事に内定を得てからも年収など条件交渉も代行してくれます。

転職エージェントというのは、転職希望者が納得いくまで転職活動全体にわたり、切れ目のないサポートをしてくれるので孤独な転職活動においては無くてはならない頼りになる存在です。

転職エージェントの利用料

無料で利用できる

転職希望者が転職エージェントを利用するにあたり費用はかかりません。

どうしてここまでの手厚いサポートを無償で提供できるかについて解説します。

無料で受けられる理由

転職エージェントにとってクライント(顧客)は「転職がしたい転職希望者」と「人材を探している企業」となります。

企業の代わりにニーズを満たす人材を探す代わりに、企業に費用を負担してもらっているため、転職希望者には無料でサービスを提供できます。

そもそも転職エージェントが“ビジネス”として成立するのも、転職希望者の「転職したい」という思いを叶えることはもちろんですが、それよりも企業が抱える「人材」に対する問題・課題に対して「希望する人材を紹介する」ことによって解決手段を提供しているからです。

企業は無事に人材を獲得することができたら、その紹介への対価として転職エージェントに費用を支払います。転職エージェントは紹介した人の入社が決まれば、その人の想定年収の30%程度(会社によってばらばらです)を成功報酬として受け取るのです。

だから、転職エージェントのコンサルタントも営業職です。

このビジネスモデルを理解しておかないと転職エージェント選びに失敗する可能性があります。

転職エージェントを利用するメリット

転職エージェントを利用するメリットについて紹介します。

非公開求人を入手できる

一般的な利用を考えると、私は求人を入手できることが転職エージェントを利用する最大のメリットだと考えています。

先ほども少し説明したように、求人には「公開求人」「非公開求人」の2種類があります。一般的な転職サイト(例えば、リクナビNEXT)で検索すればヒットするような求人は公開求人です。一方、転職サイトには公開されていない求人が非公開求人であり、企業としてもコンフィデンシャル情報を含む場合があるため、信頼できる転職エージェントにしか提供しません。

つまり、非公開求人は転職エージェントに登録していなければ絶対に知ることができない求人ということになります。

それを知らずに転職活動をしても構いませんが、知らないままだと自分自身のキャリアの選択の幅を狭めてしまっている気がし、損をしているように思います。

転職活動の本質にもなりますが、転職先として選べる企業は、そもそも自分自身が知りえた求人情報の中からしか選べないのです。

幅広いキャリアの選択肢があるなかで、次のキャリアを選択しなければならないのであれば、できる限り多くの求人情報から選びたいですね。

面接の対策ができる

希望する企業の求人を得るだけでは転職は成功できません。

これから選考を受けて、面接に合格し、晴れて内定を受けなければなりません。

転職エージェントのコンサルタントは、応募先の企業の人事担当者と日々情報交換を行っているため、「その企業で今回募集している求人が出ている背景」や求人情報には載らないような「どのようなスキルや能力がある人を優先的に欲しいか」など、転職サイトでは知り得ないような細かな情報を持っています。

また、過去にその企業へ内定した先輩たちの情報も持っているので何かと役に立ちます。

結局、同じ企業であっても、事業部が違ったり、部署が違ったりすれば、置かれている環境は異なり、求人票の内容も、求めている人材も全く変わっていきます。そのような細かな情報を少しでも多く入手出来れば、そして実際の面接対策に活用することができれば内定が取れる可能性の確度も変わっていくと思います。

面接後のフォローをしてもらえる

企業の面接が終わると、必ず転職エージェントの担当コンサルタントへ報告することになっています。

それは、面接でうまく言えなかったことを後から代わりに伝えてもらうというよりも、面接を受けてからでもその企業への志望度は変わっていないということを伝えてもらうことが出来ます。

企業も候補者が複数いる中で面接を行うので、合格を出すならば、必ず入社してくれる人に合格を出したいはずです。

条件交渉をしてもらえる

選考を受けて、無事に内定を受け取ることが出来れば、次は入社に向けた準備となります。

転職では内定した企業での入社後の「年収」、「待遇」などの諸条件は企業と直接交渉をして決めなければなりません。

「年収を下げて欲しい」と思っている人はいないと思いますが、下げて欲しいという要望であれば言いやすいでしょう。逆に「今よりも年収を上げて欲しい」という思いがあったら、なかなか上げて欲しいとは直接言いづらいものです。上げるにも理由が必要です。

私自身、過去に転職エージェントを使わずに転職をしたこともありましたが、その時は内定後の条件交渉を自分でやらなければならず、かなり苦労しました。結果として、最初に提示された年収よりも70万円ほどアップさせることができましたが、もうやりたくはありません。

転職エージェントを使わなかった場合は、条件交渉は全て自分で行います。これは本当に億劫で、結局、交渉するのが面倒くさくなり、現職の年収ベースに算出された企業側の条件を受け入れることになってしまいます。

プロ野球選手が代理人を使って球団側と来季の年俸を交渉するシーンをイメージしてもらえば分かりやすいと思いますが、同じように転職においても条件交渉はプロである転職エージェントへ任せてしまった方が気持ちも楽だし、結果的にうまくいくと思います

最後に

いかがでしたか。

今回は転職エージェントについて基本的なところを中心にまとめました。

転職活動をするならば転職エージェントは絶対に利用すべきだと私は考えています。

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