最終面接が近づくにつれ、不安や緊張がついて回ることはよくありますね。
一次面接に合格した段階で、スキルや経験はもちろん、配属予定の部署からも『受け入れOK』と評価を受けているわけです。これから重要なのは、その自信をしっかり持つことだと思います。
今回は、一次面接と最終面接の違いを把握することで、最終面接で何を重点的にアピールすべきかが明確になり、自信を持って臨むことができます。
では、これから受ける最終面接とこれまでの面接の違いを、詳しく見ていきましょう!
最終面接と一次面接の違い
最終面接と一次面接には、次の具体的な違いがあります。これらの違いを頭に入れて、最終面接に備えましょう。
違い①:面接官の立場
まず、面接官の役職や職位が違います。
最終面接では、通常、人事権を持つ上級管理職が面接官となることがあります。社長や取締役クラスと思ってください。
これに対して、一次面接では人事担当者や配属予定部署のリ責任者やリーダークラスが面接を担当することが多いです。
違い②:評価のポイント
一次面接と最終面接では評価のポイントも異なります。
一次面接では、提出した履歴書や職務経歴書の内容に沿って、過去の職務経験やスキルなどが詳しく確認されます。この段階では、候補者の『業務を遂行するスキルや能力の有無』や、『採用後に即戦力として業務を任せられるかどうか』、さらには『コミュニケーションの面で他の社員との協力が可能か』などが、配属予定部署の責任者やリーダーによって、現場の視点から評価されます。
最終面接では、既に一次面接での評価をクリアしているため、候補者自身のキャリアビジョンや会社への貢献度が評価されます。それは、候補者を採用する価値があるかどうかを経営者目線から判断します。
違い③:最後の選考プロセスである
最終面接は最終段階の選考であり、通常、その後の面接は行われないことが多いです。
つまり、最終面接の結果で、採用か、不採用かが決まってしまいます。一次面接は合格基準を満たしていたとしても、最終判断でコケてしまえば採用が見送られることもよくあります。
最終面接での印象というのは、そのまま採用の判断に影響します。面接官から見て、少しでも不安や疑問を持たれてしまえば、残念ながら不採用の可能性が高まります。候補者は何も自分一人ではありません。企業というのは採用に際してリスクを避ける傾向にあるため、最終面接での印象はとても大切です。
最後に
いかがでしたか。
最終的に、自分以外にも候補者がいるという現実を理解し、自身の強みを最大限にアピールすることが大切です。企業側も自分たちにフィットした人に来て欲しい、と考えており、とにかく自信を持って面接に臨むことが、成功への第一歩だと思います。