仕事においても失敗させないためには「段取り」が大切だとよく言われます。
転職を失敗させないためには、まずは何からどう手をつけていくのが鉄則でしょうか?
今回は「転職活動したい!」と転職活動を始めようと思った時に、まずは何からどのような準備に取りかかればよいかが分かるように解説しました。
参考になれば幸いです。
転職活動を始める前に行う4つのこと
転職活動に関する情報収集を行う
これから転職活動をして、企業の選考を受けていくのに・・・そもそも「転職活動」のことを何も知らなければうまくいかなくても不思議はありません。
僕はこれまでの転職活動で行き当たりばったり、いろいろと経験をしながら本質を理解していきましたが、それは時間もかかるうえ、効率も悪いです。
今は、転職本、転職サイト、転職ブログなど、いろいろな媒体で転職に関する情報が溢れています。もっとそれらを上手に活用して、転職活動に関する知識をつけ、理解することが何よりも大切だと思います。
チャンスをモノにするため
また、転職活動において特定の求人へ応募できるのは原則一度きりです。どんなに「入社したい!」と強く望んでも応募できるチャンスは一度しかありません。
実際の転職活動は、いつ自分に合った理想の求人と巡り合えるか分からない状況で進みます。運よく理想とする求人と出会えたならば、すぐにでも飛びつきたくなるはずです。しかし、転職活動のことをよく知らず、誤ったやり方で準備をしてしまえば二度とないチャンスを逃してしまう恐れがあります。そうならないためにも転職活動のことを知っておくべきです。
鵜呑みにしすぎない
他の人の転職成功事例は参考にはできますが、あまり鵜呑みにすることはよくありません。何故ならば、転職活動において「これをすれば100%うまくいく」という必勝法はないからです。他の人のやり方が自分に合うかどうかは実際にやってみなければ分からないため注意が必要です。
転職スケジュールを立てておく
転職スケジュールも転職活動を本格的に始める前に立てておくといいと思います。
スケジュールを決めずに転職活動を始めてしまうと、転職活動中にも関わらずだらだらと過ごしたり、段々と面倒になってきて挫折してしまう心配があります。
スケジュールと言っても、きっちりと決める必要もなく、目安で構いませんし、途中で変更することもできます。
集中力に差が出る
とにかく最初に「いつまでに転職する」という自分の中での目標を決めてから転職活動をするのと、しないのとでは集中力に差が出て、ひいては転職の成功に繋がっていくと思います。
ちなみに、一般的な転職活動では求人へ応募してから企業の選考を受けて、実際に入社するまでの期間は「3ヶ月」といった感じです。
期限設定に踊らされない
期限設定はあくまでも転職活動に集中するために行いますが、それに踊らされてはいけません。明らかに自分に合っていない企業やしたくもない仕事を無理に選んでまでスケジュールを守る必要はありません。
妥協して転職先を決めることだけは後悔しか残らないのでやってはいけません。
転職する目的を考える
「転職したい!」と思っていても、いざ人に「何故、そう思うの?」と聞かれても意外とうまく答えられないものです。
転職活動をして企業の選考に受かるためには自分の言葉で「何故、転職したいと思ったか?」をより具体的に面接官へ説明しなければなりません。
「転職をする目的」は「転職理由」とも言い換えることができます。
転職理由が気にならない面接官はいない
転職活動をしている全ての人の中で、会社が倒産した等の理由で今すぐにでも転職しなければ生活が成り立たなくなる人はほとんどいなくて、大半の人が現職がある状況で転職しなくてもいい状況にも関わらずわざわざ大変な思いをして転職活動をしています。
だからこそ、面接官の気持ちはいつも一つです。「転職しなくてもいいのに、どうして転職したいの?」とその理由を知りたいのです。
転職理由が軸となる
このような状況下にあって転職の面接では「転職理由」が軸となって進んでいきます。だから、転職理由が不明確であったり、面接官の納得が得られないと合格が難しくなっていきます。
転職活動の最初の準備の中で、ここが最も頭を使うところです。戦略的にならないといけません。とにかくどう突っ込まれても答えられるように芯のある転職理由を考えることが重要になってきます。
自己分析をする
最後に、これまでの経験を洗い出し、自分にはどんなスキルや能力があるのかを考えていきます。
最初はラフに考えよう
実際の自己分析は求人内容に応じて変化していくものなのですが、ここで行う自己分析はどちらかと言うと「自分を知ろう」くらいにラフに考えておけばいいと思います。
具体的には、これまでに経験した仕事を過去に遡って振り返っていき、その内容をまとめていきます。次の項目を参考にまとめてみてください。
- その仕事の具体的内容
- その仕事は誰ともしくはどのようなチームで行ったか
- その仕事における自分自身の役割
- その仕事にかかった期間
- その仕事の成果(成功か?失敗か?)
- その仕事から学んだこと
- その仕事で活かすことができた自分自身の強み
このような作業を続けていくと、自分自身のことが段々と分かっていくはずです。業務に関するスキル・能力面だけでなく、強みになる性格面まで理解できるようになれば十分です。
最後に
いかがでしたか。
何でもそうだと思いますが、物事に成功するにも理由があります。入念な準備もそのうちの一つだと思います。
今回紹介したことを是非実践してみてください。
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