第二新卒 転職攻略法

【第二新卒向け】新卒入社3年目までの若手社員が持っている転職以外のもう一つの選択肢

ごん(@career_gon)です。

新卒入社からおおよそ3年目までの若手社員が仕事を辞めて、新しい仕事へ挑戦しようとする場合、転職以外にもう一つ選ぶことが出来る選択肢があります。

それが「既卒で就職する」という選択です。

「おいおい、何だそれ!」という声が聞こえてきそうですが・・・

今回は、新卒入社から3年という若手社員だからこそ、逆を言うと、若手社員だから選ぶことが出来る転職以外の選択肢について、私の経験を交えて説明します。

私も既卒として就職活動を経験した

かくいう私も新卒入社した年に既卒で再就職しようか本気で考えていました。

私が初めて転職を経験したのが2013年で、大学院を出て、新卒入社してから1年2カ月経った時でした。

転職活動を始めたのが2012年の秋頃からで、約半年近くしていたのですが、ちょうど翌々年の2014年春卒業予定の学生たちの就職活動が始まろうとしていたので、転職活動と併せて既卒とし就職活動にもチャレンジしました。

既卒での就職活動と言っても、やることは新卒の就職活動と同じです。

既卒だから、社会人経験があるからと特別区扱いされることなく、学生たちと一緒になって面接やグループディスカッションを受けていました。

結果として、ベンチャーから内定を受けたので転職へ切り替えましたが、まだまだ社会人になりたての若手社員であれば、既卒での就職も考えてもいいでしょう

若手社員の転職は思うようにいかない

最近は、転職をする人も増えたことで一生を1つの会社だけで過ごすという人の方が少なくなりつつあります。

それはつまり、長い長い人生のなかでは、必ずどこかで1回は転職するということです。

しかし、若手社員の転職となると、思うようにいかないことがあります。

それは年齢や経験からしても大きな差が無い新卒と比較され、新卒至上主義の日本で比較されると不利になってしまうからです。

多くの企業では新卒が優遇され、新卒で希望する企業へ入社することができないと、ある一定年数以上の経験を積んでからでないと応募できない企業も沢山あります。特に、私が勤める医薬品業界ではそれがほとんどで、未経験からチャレンジできる求人の方が圧倒的に少ないのです。

このように若手社員も含めて転職が当たり前になった時代とはいえ、同じ未経験者であれば新卒が選ばれてしまうので、3年目までの若手社員からしてみれば転職で希望するキャリアを叶えるというのは簡単なことではありません。

若手社員の転職の実態

転職するためには、キャリア(経験)や職種への専門的な知識があることが前提となっています。

新卒入社から3年目までの若手社員の場合、一般的に大きな経験もしておらず、先輩社員からのOJTを受けているなど研修的な要素も強く、なかなか独り立ちできているとは言えません。

もちろん素質として、すごく優秀な若手社員も沢山いることは知っていますが、どうしても【経験年数】という尺度で見てしまうと、どんなに優秀な人でも3年未満だと十分でないと判断され、選考の土俵にすら上がれないことがあります

従って、若手社員の転職というのは通常の転職とは少し違うため、2回目の新卒という意味で「第二新卒」と呼ばれます。

未経験の職種への転職を考える場合、専門性が高い職種では第二新卒層はターゲットになることが少なく、未経験者歓迎という求人はあまり見かけません。

なかには第二新卒でも応募可能な未経験者歓迎の求人もありますが、自分が希望するキャリアであるかと、自分が転職活動をしている時にそういった求人に奇跡的に出会えるかどうかは運の要素も強いです。

第二新卒が即戦力になれないもどかしさ

「新卒」はポテンシャル採用です。

企業としては、就業経験がない何も知らない学生でも、ポテンシャルで判断し、その学生の将来に対して投資することで成り立っています。だから、何も経験していない学生でも、新卒であれば超人気企業や一流企業へ就職できるチャンスがあるのです。

そのため、新卒は即戦力という括りではなく、企業が教育し、いち早く業績へ貢献してくれるような一人前の社員となれるように育てていくものです。

「第二新卒」は、本質的には新卒と同じであり、新卒と違って就業経験はありますが、それは十分なキャリアとはみなされないので、ポテンシャル採用という側面が強いです。

第二新卒の弱点というのが、経験は学生と大差がないにも関わらず、1社以上の企業文化を知り、それに染まってしまっている点、もう一つが年齢が新卒よりも1歳以上高い点です。

企業からすると同じポテンシャル採用であれば、1歳若い新卒を採用する方がメリットとなってしまいます。

その考えからも、第二新卒を積極的に行っている企業というのは多くありません。

若手社員をターゲットにした転職の場合も、最低でも3年のキャリアが必要になったりするので、それを満たさない第二新卒はどっちつかずで、採用しにくい存在になっています。

既卒での就職という選択肢

そこで、本日のテーマです。

残念ながら全ての企業で既卒の就活を受け入れているわけではないですが、通年採用や流動性の高まり、多様な人材が求められる時代背景もあり、最近は寛容になっています。

未経験職種へのチャレンジの場合は、既卒での就職が有利かもしれません。

応募は、就活生向けのリクナビやマイナビから探すことも出来ます。また、直接、希望する企業のホームページの募集要項を見て、実施有無を確認してみてください。

既卒の募集にも2種類の条件があって、就業経験を持たない既卒だけを募集する場合と就業経験に有無に関係なく募集する場合です。また、企業によって他にも既卒としての応募条件が卒業後3年以内や1年以内など細かく決められています。詳しくは各企業の募集要項をご確認ください。

第二新卒か、既卒就職かに迷った時は

第二新卒か、既卒就職か、どちらにしようかと悩んでいる人もいるでしょう。

その時は、少し慎重に考えるべきです。

両者の違いは入社のタイミング条件面で差があります。

まず、入社のタイミングですが、新卒の場合、既卒であっても原則4月です。一方、第二新卒で転職すれば、通年採用で、内定を受けた翌月または翌々月から転職先での勤務が始まります

次に、条件面です。新卒では、既卒であっても、他の同期と初任給などの条件面は同じです。従って、社会人を経験した分の給与や評価がリセットされて、もう一度新卒からやり直しということになります。一斉採用の新卒では、一人だけが特別扱いされることはありません。一方、第二新卒では、条件面は内定後に個別交渉となります。基本は現職の年収をベースに決定されるので、大幅なアップは見込めませんが、新卒採用で入り直すよりも高待遇は期待できます

既卒は難易度が高い

悩んだ結果、既卒の就職を選んだとします。

ここまで若手社員が取れるもう1つの選択肢として解説してきましたが、やはり既卒の就職というのも簡単ではありません

そもそも新卒は大学などを卒業する見込みがある人に向けた採用システムです。既卒が受験資格を持つ企業でも、応募してくる人は少数で、就職先を決めずに卒業した人や、留学で自分を高めてきた人などです。

自分よりも年齢が若い学生たちと「採用枠」で競い合うことになるので難易度も高くなります。当然、企業の面接官も就業経験がある既卒(=社会人)ということで見てきますから学生と同じレベルでは困るわけです。同じレベルなのであれば年齢が若い学生を採用する方が理に適っています。

既卒で新卒採用を受ける際のポイントを挙げれば、一般的な学生とは視点や考え方で格が違うことを示せるか社会人経験など一般的な学生が持っていない経験に面白みやポテンシャルを感じてもらえるか「何故、現職を辞めてまで?」という面接官が最も気になる疑問を晴らすだけの志望理由が伝えられるか、であると考えます。

新卒入社から3年目までの転職であれば

第二新卒が転職活動をするには、第二新卒に強い転職エージェントが絶対におすすめです

第二新卒に強い転職エージェントであれば、最初から第二新卒層をターゲットにしているので、圧倒的に未経験者を歓迎している求人が多いため、そのチャンスも広がります。

これらの転職エージェントには、同じように入社3年目までの若手社員が数多く登録するので、企業からしてみても求人を出しやすいというメリットがあります

採用活動にもお金がかかっているので、費用対効果を考えると、少しでも求人に見合った人が応募してくれる可能性が高い転職エージェントへ依頼したくなるのも当然の企業心理でしょう。

一般的な全世代を対象とした転職エージェントからは紹介してもらえない求人も、第二新卒に強い転職エージェントであれば紹介してもらえる可能性が高くなります。

私がおすすめする第二新卒に強い転職エージェントを以下に紹介します。

最後に

終身雇用が崩壊しつつある時代です。

新卒で入社した企業というのは、ただ社会人をスタートさせるためのきっかけや出発点に過ぎません。

新卒でどこに入社するかで人生が決まる?そんなことありません。私が証明しています。

新卒で思うようにいかなくても、それ以降の社会人キャリアは自分自身の思いひとつで変えることができます。

第二新卒にしろ、既卒での就職にしろ、若手社員の場合、可能性は無限大です。まだまだリカバリーできますので、今の仕事を続けながらじっくり考えていけばいいと思います。

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